fc2ブログ

曲を仕上げる

2012-03-18

小学3年のY君、4月1日のステップで自由曲に
ブルグミュラー25練習曲の「狩」を弾きます。
あと2週間後の本番に向けて、
最後の仕上げに取り掛かっています。

昨日のレッスンでは一応、きちんと問題なく弾けているのですが、
何か仕上がりが印象薄く、どうもピンと来ない。

よく考えたら、テンポをもっと速くとって
この曲らしい勢いをつけること。

そう思って、思い切って今までの速さより、メトロノームで20位
速く弾かせてみました。

案の定、すごくノリが良くて活き活きとしてきた!

Y君はメトロノームに合わせながら間違えないよう、
必死で弾いているのがわかりましたが、
ついていけないといった感じは全くありません。

弾き終わって、自分でもこの感じ、と納得して
満足そうな顔をしています。

新しい曲の習い始めは、誰にでも
間違えない、止まらない、弾き直しをしない、
ゆっくりのテンポで弾くよう、言います。

人前でお聞かせすることがない普段の教則本のレッスンでは
多少ゆっくりでも合格、あまり長くその曲に留まらない
「数こなしレッスン」

発表会、ステップなど人前での演奏は、時間をかけて仕上げる
「かみくだきレッスン」

その生徒の奏でる音色、タッチなども大事ですが、
曲を弾く速さはとても重要な仕上げの要因だと
あらためて感じました。

最初に目標のテンポの設定をして、それに向かって
少しずつ速くしていくのは理想かな、と思います。

そのためにたくさん練習する。
生徒の自覚も促しやすいです。

そして、うまく仕上がったな、と思った時、私は

「すごく大人の演奏に近づいたね!」あるいは
「大人の人が弾いているみたいだね!」

と言います。

これを言うと、皆とてもうれしそうな表情を見せます。

生徒殺しの褒め文句、だと思っています。
あまり多用すると、効果半減かもしれません・・・・が!


今日のお昼は、日曜日だったので娘が作りました。

中村写真2 103

「油うどん」だそうで、はやりのラーメン屋に多い
「油そば(ラーメン)」の変形です。
温玉がとろりとからんで、美味しかった!

そこらにある材料でパパッとつくってしまうので、
料理のセンスは私よりあるとは認めますが、
まな板など後片付けをしないのは、
私のしつけが悪かったせいでしょうか・・・!

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村





スポンサーサイト



トラックバック

コメントの投稿

非公開コメント

私も・・・・・。

きゅうでん先生、こんばんわ。v-209

先日はとても嬉しいメッセージをありがとうございました。v-238
何だか良く分からないうちにブログを始めてしまい、今でも結構時間がかかり、更に更に家事手抜きです。v-7

でも、「このままで良い・・・」なんて
思っていた私を、きゅうでん先生のようにご熱心で温かい先生方がたくさんいらっしゃる世界に導いてくれたのはブログなのだと思います。

今は、楽しく更新させて戴いています。
そしてお褒めの言葉を頂くと、モチベーションアップです、
(子供たちと全く同じです)

私も先生と同じで、良く「お姉さんが弾いているみたい・・・」とか、小学生に対しては「中学生が弾いてるみたい・・・・」なんて褒めます。やはりうれしそうです。
私たちは若返りたいけれど、子供たちは大人に思われたいのですね。

娘さん、羨ましいです。私は一人っ子の息子(26歳)なので
一緒にお料理という場面はなさそうなので・・・・・。
素直な可愛いお嫁ちゃんの登場を待ちましょう。v-206
ツイッターに登録しているのに、なぜか呟き方が分からず、
またコメントでお邪魔してしまいました。

パソコン教室の先生に何とかしてもらわねば・・・・ですね。

No title

知子先生、コメントとても嬉しいです。

こうして、ブログを通じていろいろな方とお友だちになれて、
レッスンの情報を交換できること、私にとって宝になっています。もちぐされにならないように即実践ですね!

ツイッターなどもボチボチやられて行かれればよいと思います。

このようなこと、私がピアノ教師になったころは考えられないことですが、情報が氾濫する時代だから、しっかり自分というものを持って、流されないようにしないといけませんね。

まわりの人たちと自分が違っていたりすると、
焦りや不安も出てくることあると思いますが、
お互いマイペースで行きましょう!

No title

ブログ訪問ありがとうございました。ときどきお名前をお見かけしていました。

仕上げるレッスン、まさにそのとおりですね。
普段の練習曲とはまた違う、「人に聴いてもらう」という意味もあるので、テンポの指示はかなり大事だと思います。

うちの生徒も仕上がりが「う~ん?」ということがあり、テンポが遅いためにフレーズの掴み方がちがっていたり、ということが時々あるので、すごくよく分かります。

No title

ことなりままっちさん

コメント有難うございます。
人前で弾かせる時は、その生徒さんの一番よい演奏を
皆さんにお聞かせしたいので、
直前はレッスンも熱くなります。
本番が終わった時の達成感を生徒さんと一緒に感じる瞬間が
ホッと、気が緩み、嬉しさを感じる時です。
これからも、お互いに指導がんばりましょう!
プロフィール

pianokyuden

Author:pianokyuden
世田谷区千歳烏山・給田のピアノ教室です。
「親子にやさしい、楽しく身につくピアノレッスン!」
をモットーに、地域の方がたに愛されるお教室づくりに励んでいます。
ひとりひとりの、こんな風に音楽を楽しみたいという
「夢」をかなえてあげたいと思います。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
CalendArchive
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR